学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

津南町立上郷中学校

■学校データ

創立:1947年

・上郷村役場の転用と、大井平、宮野原、寺石、上田の4小学校の一部を借りて、上郷村立上郷中学校として開校。

・1955年に町村合併により津南町立上郷中学校と改称。

廃校:2012年

コメント:

現在は「上郷クローブ座」と呼ばれる、大地の芸術祭のパフォーミングアーツの拠点として改装され、2015年にオープンしている。パフォーマーがこの施設に滞在しながら作品を制作または上演できる場所として使われているそうだ。

2010年には廃校になることが決まっていたようだが、2011年3月の長野県北部地震により体育館の天井や校舎が損壊したため、生徒は一時的に津南中学校(現役)で授業を行い、翌年廃校となったようだ。

一時廃校になったものの、施設が回収され、きれいな建物となった。入り口(体育館)の壁にある意匠は改修時に作られたものだそうだ。

グラウンドがあったと思われる場所は駐車場に整備されている。その駐車場脇に閉校記念碑が建てられている。変わった形だなと思ったが、編集中に「上郷(KAMIGOU)のKか?」と気づいた。

体育館、校舎ともに屋根が付けられているが、学校というと屋上があるのが通例だと思っていたので、屋上のない校舎というのも珍しく感じる。(体育館と校舎が一体になった学校は除く)

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