学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

中里村立倉俣小学校清田山冬季分校

■学校データ

創立:1909年

・倉俣村立倉俣小学校雪途派出分教場として開校。

・1985年に校舎を建て替え。

閉校:1990年

コメント:

跡地には建物は残っていない。コンクリート製の車庫のような物があるが、そこはもしかしたら校舎の一部だったかもしれない。(校舎解体前の古い写真でも、同じような場所に地下倉庫のようなものがあったことが確認できる)ただ、倉庫の入口部分は新しいコンクリートなので、入り口だけ新たに作り直したのだろう。

ちなみに校舎は2015年に解体されたという記録がある。ここを訪れたのは平成29年なので、わずか2年前には校舎が残っていたということだ。残念。

清田山冬季分校は閉校後、2006年の大地の芸術祭に作品展示場として使われていたそうだが、わずか1会期だけだったようだ。

冬季分校前には神社があり、ジャングルジムといった遊具が置かれていた。学校のものではなく、ただ地域の公園として使われていたと思われる。

ちなみに、Googleストリートビューでは解体前の冬季分校を見ることができる。見た目はまんま集会場のような形をしている。(集会場は近くに別で建てられている)

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