学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

佐和田町立沢根中学校

■学校データ

創立:1947年

・沢根町立沢根中学校として開校。

・1954年に町村合併により佐和田町立沢根中学校と改称。

閉校:1971年

コメント:
佐渡遠征その42。

前回たどり着いた沢根小学校のすぐ近くに面していて、少し高い丘に位置している。建物が現存しているのは素晴らしいが、実は佐渡市のとある企業の工場として現在も使われているため、あまりうろうろすることができなかった。

ゴールデンウィーク期間中も稼働しているようで、さりげなく写真を撮ろうとしていると、休憩中の社員と思わしき人が窓から思いっきりこっちを見ていたので華麗にスルーして、見えなくなったところで何枚か写真を撮影させてもらった。

もしかしたら丘を上がった向こう側には閉校記念碑などがあるのかもしれないが、さすがに無断で立ち入るわけにもいかないし、許可を取ろうにもそこそこ大きな企業なのでいろいろ面倒くさそうに思ったので、とりあえず一部角度からの撮影だけで我慢した。

ちなみに道路側で少し急な斜面に面しているが、その斜面側が正面らしく、生徒用玄関口の確認ができた。多分、今は使われていないだろう。おそらく、小学校の新築などに伴い道路拡張や法面工事を行って今のような形になったのだろうか。(多分、工場自体の入り口は反対側にあるはず)

なお、閉校後は佐和田中学校と統合したが、しばらくは双方の校舎が使われ続けていたそうで(いわゆる名目統合)、新校舎を建ててからの実質統合をしたのは閉校から2年後の1973年となっている。

f:id:abolished-school:20190423222618j:plain

f:id:abolished-school:20190423223514j:plain

f:id:abolished-school:20190423223517j:plain

 


廃墟ランキング