学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

広神村立羽川小学校

■学校データ

創立:1874年

・第六中学区二十八番小学中家校として開校。

・1941年に薮神孫羽川国民学校と改称。

・1947年に薮神立羽川小学校と改称。薮神村立薮神中学校羽川校舎を併置。

・1949年に薮神中学校独立校舎竣工により併置を解除。

・1955年に町村合併により広神村立羽川小学校と改称。

閉校:1976年

コメント:

学校は体育館だけ残っているが、この体育館は工場として利用されている。グラウンドがあった場所は「羽川農村公園」として整備されているため、ここは立ち寄ることができる。

そのグラウンドの隅に二宮金次郎像が建てられている。この二宮氏がいるあたりはかつて校舎棟があったようなので、後で移設されたもののようだ。

公園の奥にはブランコなどの遊具もあるのだが、一番インパクトがあるのはモルタル製の動物の模型だろう。手前にパンダがあるのだが、頭頂部が破壊されている。これは雪の重みのせいだろうか。

破壊された頭部とパンダがぐでっとしている姿が妙にリンクし、キャトルミューティレーションされた後のようにも見える。これは子どもがトラウマにならないうちに修理した方がよいのではなかろうか。

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(1976年の空中写真。写真中央にあるのが羽川小学校。出典:国土地理院

 


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