学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

川口町立木沢小学校・川口町立木沢中学校

■学校データ

創立:1879年

・第六大学区第三中学区第十一番小学附属木沢校として開校。

・1887年に小栗山村立小栗山尋常小学校木沢分場と改称。

・1902年に東山村立木沢尋常小学校と改称。

・1941年に東山村立木沢国民学校と改称。

・1947年に東山村立木沢小学校と改称。東山立東山中学校木沢分校を併置。

・1954年に町村合併により川口村立木沢小学校、川口村立川口中学校木沢分校と改称。

・1957年に町制施行により川口町立木沢小学校、川口町立川口中学校木沢分校と改称。

・1961年に川口中学校木沢分校が独立し、川口町立木沢中学校と改称。

・1976年に統合川口中学校開校により、木沢中学校が閉校。

閉校:2004年

コメント:

学校跡は地域コミュニティによって宿泊施設「やまぼうし」として運営されている。公式ホームページもあるのだが、2019年から更新が止まっている。ただ2020年11月に山暮らしの体験交流ということでこちらの体育館が利用されたという記事を見かけたので、利用自体はされているようだ。

現校舎は1984年に建て替えられたようで、今のグラウンドあたりに体育館があり、L字に校舎が建っていたようだ。校舎とグラウンドとは段差があるが、古い空中写真を見ると段差があるように見られない。校舎新築に合わせて盛土したのだろうか。

学校周辺を回ってみたが、閉校記念碑は見当たらなかった。学校入り口の雪庇には当時の校章が埋め込まれたままになっている。

なお、閉校直前の全校児童は3名だったそうで、そのうちの1名が6年生として最後の卒業生となった。

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(1976年の空中写真。写真中央にあるのが木沢小学校及び木沢中学校。出典:国土地理院

 


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