学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

上越市立安塚中学校

■学校データ

創立:1947年

・安塚村立安塚中学校として開校。

・1955年に町制施行により安塚町立安塚中学校と改称。

・1977年に安塚町立小黒中学校、安塚町立菱里中学校と統合

・2005年に上越市立安塚中学校と改称。

閉校:2024年

コメント:

安塚中学校は近隣の大島中学校、浦川原中学校と統合し、新たに「東頸中学校」として開校している。統合校は浦川原中学校が使われてるため、安塚中学校校舎は現在空き校舎となっている。

安塚中学校は全国的にも珍しい設備があり、雪室を使った冷房システムが整備されている。冬のうちに雪室にため込んだ雪を使い、熱交換による冷房を行っているそうだ。冷房に使って溶けた雪も雪解け水としてトイレや洗車用の水として使っているらしく、まさにSDG'sな仕組みとなっている。しかもこれが2003年に整備されたというから驚き。

しかしながら学校の閉校によりこのシステムはもう見ることができなくなる。いや、もしかしたら廃校の活用でどこかの企業を誘致して再び日の目を見るかもしれない・・・そう期待したい!

(2017年の空中写真。赤い○印が安塚中学校。出典:国土地理院

 

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