■学校データ
創立:1957年
・栄村立秋山小学校五宝木分校として開校。
・1977年に休校。
閉校:1978年
コメント:
五宝木地区は廃村となっており、夏場は農作業のために通ったり住む人がいるらしいが、冬場は完全に無住となる。平成15年ごろから冬季無住となったらしく、冬の間は役場近くに住んでいるとのこと。
学校があった跡地には記念碑が建立されており、「五宝木分校学び舎の跡」と書かれた題字の後に集落及び学校の沿革が書かれている。
五宝木地区は開拓集落で、昭和21年(1946年)にこの地に14戸が入植したのが始まりで、その11年後に分校が開校している。跡地にはドーム型の車庫が建てられているが、AEDが置いてあったりと、どうやら集会所的な役割を持っているらしい。
道路を挟んだ反対側には「開拓記念碑」も建立されている。
五宝木地区に行くには栄村の北野天満宮より先にある極野(にての)集落から向かうルートか、秋山郷の屋敷集落から五宝木トンネルを抜けていくルート化のいずれかになる。五宝木トンネルは五宝木地区へ抜ける2000年に開通した全長1.2キロのトンネルで、村道としてはかなりの距離があるが、片側1車線の広い道路であり、前後の道路もある程度広く作られている。村道としては異例の高規格である。
かつては五宝木から極野集落へ向かう極野トンネルを掘る計画があったそうだが、県の財政悪化に伴い計画は中止となったそうだ。五宝木集落も冬季無住集落となってしまったため、需要も低いと見込まれたと思われる。しかしながら、栄村の中心地に行くには五宝木から極野へ抜ける細く長い村道を通るか、一度隣の新潟県津南町を経由しないといけない。秋山郷への観光アクセスを考えればこの極野トンネルは開通してもよかったと思えるのだが・・・。







(1977年の空中写真。赤い〇印が秋山小学校五宝木分校。出典:国土地理院)