学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

笹神村立出湯小学校

■学校データ

創立:1874年

・篠岡校附属出湯校として開校。

・1889年に飯塚校から女堂分場、本明校から上一分分場がそれぞれ移管。

・1892年に出湯尋常小学校と改称。女堂分場と上一分分場が独立。(各分場が統合し、明倫尋常小学校が開校)

・1941年に笹岡村立出湯国民学校と改称。

・1947年に笹岡村立出湯小学校と改称。

・1956年に町村合併により笹神村立出湯小学校と改称。

閉校:1982年

コメント:

校舎は解体され、更地だけが残されている。すぐ近くには保育園があり、そちらに近い方に閉校記念碑や各種石碑が建てられている。

校舎は閉校から5年後に郷土資料館として開館したそうだが、2016年に閉館し、老朽化のため2021年度に解体された。自分が訪ねたのは2022年なので、ちょっと遅かった。

閉校記念碑は表に校歌、裏に沿革が刻まれている。沿革を見るに創立時は山崎校附属小学校として開校したとあるが、自分が調べた笹神村史では篠岡校附属出湯校となっていた。山崎校はおそらく現在の笹岡小学校のことだと思われるので、ほぼほぼ間違いではないのかもしれないが、釈然としない。どちらが正しいのか。

他にもプール竣工記念碑、創立100周年記念碑も建てられている。ちなみに創立100周年とプール竣工の年度は同じ1973年のようだ。

(1975年の空中写真。赤い○印が出湯小学校。出典:国土地理院

 

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