学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

柏崎市立高浜小学校・柏崎市立高浜中学校

■学校データ

創立:1902年

・宮川尋常小学校と椎谷尋常小学校が統合し、高浜町立高浜尋常小学校が開校。

・1941年に高浜町高浜国民学校と改称。

・1947年に高浜町立高浜小学校と改称。高浜町立高浜中学校を併置。

・1957年に市町村合併により柏崎市立高浜小学校、高浜中学校と改称。

1984年に柏崎市立高浜中学校が閉校。

・1986年に新校舎竣工。

閉校:2012年

コメント:

コンクリート製の校舎が丘の上に見えるが、そこに行くための道はトラロープが張られ立ち入り禁止となっている。国道沿いなのでさすがに目立った行動はとれない。

望遠した写真がなぜか夕方風の色合いになっているが、ちゃんとした日中に撮っている・・・はず。

かつては手前側に体育館があったのだが、閉校後の2013年に解体された模様。解体された理由はよくわからないが、1975年の空中写真を見てわかる通り、校舎よりも体育館の方が先に竣工されたことが理由だろうか。

近づけないのでこれ以上なんともコメントしようもないが、校舎近くまで行った先人の写真を見ると、上の方に閉校記念碑などが設置されているようだ。

うーん、さすがにこのトラロープを越えていくのは気が引ける。ちなみに車で登る道もあるのだが、こちらもロープが張られていた。つまり今は何の活用もされていないというわけだ。

まあ中越沖地震(2007年)の時は避難所として使われたこともあった、という記事を見かけたので、高台にあることが幸いして避難所としては最高の場所になるだろう。

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(1975年の空中写真。中央にあるのが高浜小中学校。体育館が先に作られ、この後二つの校舎が解体され、新校舎が建てられたと思われる。出典:国土地理院

 


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