学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

五泉市立山王中学校

■学校データ

創立:1966年

村松町立十全中学校と村松町立大蒲原中学校が名目統合し開校。

・1967年に新校舎が一部竣工し、実質統合。

・2006年に市町村合併により五泉市立山王中学校と改称。

閉校:2017年

コメント:

大きく立派な校舎であるが、今は使われていないというのがもったいない。校舎が「く」の地に曲がっているところが面白い。

閉校記念碑などの類は無く、はたから見れば現役校にも見える。グラウンドや校庭などところどころ草が伸びているが、極端に荒れているわけではないので、定期的に草刈りなどは入っているようだ。

学校敷地内への入り口は2か所あり、一方は大蒲原地区方面から、一方は十全地区方面からとなっている。十全地区方面には門柱というか門壁?があり、うっすらと「山王中学校」という文字が見える。

広いグラウンドにはバックネットもまだ残っており、「祝20周年」と書かれたプレートが掲げられている。おそらく開校20周年記念に掲げたものと思われるが、1986年ごろということか。・・・ん?そんな古いものを閉校までずっと掲げているものか?何か別の20周年な気がする。

(1975年の空中写真。中央にあるのが山王中学校。出典:国土地理院

 


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