学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

五泉市立愛宕中学校

■学校データ

創立:1949年

村松町菅名村組合立愛宕中学校として開校。

・1955年に町村合併により村松町愛宕中学校と改称。

・1967年に村松町立川内中学校を統合。学区変更により一部生徒が山王中学校へ移管。

・1999年に新校舎竣工。

・2006年に市町村合併により五泉市愛宕中学校と改称。

閉校:2017年

コメント:

閉校後は山王中学校との統合により五泉市村松桜中学校が開校し、愛宕中学校の校舎が引き続き利用されている。ので、さすがに写真は撮れなかった。

そもそも部活動をしている生徒が多く、ただでさえカメラをもって学校近くをうろうろしている自分は不審者にも見られかねない状況なので、校舎を撮影したら通報の可能性も高い・・・。

最寄りの道路から学校へ向かう道の入り口近くにいろいろと置いてあるが、閉校記念碑そのものは無かった。愛宕中学校の校歌が刻まれた石碑は平成12年に還暦を迎えた卒業生たちによる寄贈品で、その横には創立50周年を記念した石碑。さらに正反対には「愛」と書かれた石が埋め込まれた石。後ろには看板。村松町出身のオリンピック選手が優勝した記念に母校に月桂樹を贈ったことを知らせるものだった。

村松桜中学校の対面側には村松陸上競技場と村松野球場というのが整備されているが、そのあたりが旧愛宕中学校のあったところのようで、そちらの入り口に門柱らしきものが残されている。プレートは外されているが、おそらく「村松町愛宕中学校」と書かれていたのだろう。

(1975年の空中写真。中央にあるのが愛宕中学校。その校舎のすぐ右下あたりに現在の村松桜中学校が建てられた。出典:国土地理院

 


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