学舎の記憶|廃校を旅するブログ|

誰しもが記憶に残している「まなびや」の形、歴史を記します

柏崎市立高柳中学校

■学校データ

創立:1947年

・高柳村立高柳中学校として開校。

・1955年に町制施行により高柳町立高柳中学校と改称。

・1971年に高柳町立門出中学校を統合。

・1995年に高柳町立石黒中学校を統合。

・2005年に市町村合併により柏崎市立高柳中学校と改称。

閉校:2020年

コメント:

高柳町では唯一の中学校だったが、過疎化の波に耐えられず、閉校となってしまった。

すぐ隣には現役の小学校がある。校舎の一部は小学校と共有しているようだ。なお、小学校の2022年度の全校児童はわずか6名という。調べてみると現在6年生は1名だそうで、来年児童が入らなければ5名になってしまう。柏崎市の計画によると。2024年度に鯖石小学校と統合の予定とのこと。

中学校は閉校時17名で、閉校後は第五中学校と統合。しかし2024年度には東中学校と統合とのことで、高柳地域の中学生はさらに通学距離が遠くなる模様。(第五中学校は2017年に新築し直したばかりだが、あまりにも短すぎないか?あ、高柳小と鯖石小が統合したときの新校舎にする予定だな)

学校の玄関近くに閉校記念碑が建てられている。表には校歌、裏には簡素な沿革が刻まれている。

(1976年の空中写真。中央にあるのが高柳小学校と高柳中学校の校舎。右側は小学校の新校舎で、左側が中学校の旧校舎と思われる。出典:国土地理院

 


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